総二階に掛けた屋根は軒を大きく出し低勾配の寄棟屋根とし三隈川の流れになじむよう水平ラインを強調した、屋根の奥側には道路からは見えない位置に発電能力4KWのソーラーパネルを設置している。
2階LDKと階段でつながる1階ホールには深夜電力利用の蓄熱暖房機を設置して冬場の寒さ対策と暖房時の節電効果を狙った。
ビルトイン車庫でスペースを割かれた1階は主寝室と浴室・洗面とし、2階部分にLDKと子供室をプランした、結果、2階LDKからバルコニー越に見える川の眺めは、土手の手前にある道路の存在さえも消してしまうほどLDKと一体化し、三隈川に浮いているような錯覚に陥るほど素晴しい眺めとなった